非公式トレカを見分けるには
―「当店オリジナル特典」に気をつけて

質感では、もう見分けられません

この記事の内容

  1. いま起きていること
  2. 「当店オリジナル」と「オンライン特典付」
  3. いちばん確実な手がかりは「絵柄」
  4. 裏面という手がかり
  5. 買う前に確認できること
  6. このサイトでできること

公式ではないトレカ、いわゆる非公式カードが出回っています。

少し前までは、手に取れば分かるものでした。紙がペラペラで、印刷も粗い。でもいまは違います

厚紙でしっかりしていて、触っただけでは本物と区別がつきません。正直なところ、公式より材質が良いのではと思うものすらあって、コスト面が心配になるくらいです。

つまり、質感で見分ける時代は終わりました。この記事では、いま何を手がかりにすればいいのかをお話しします。

① いま起きていること

オンラインのモールでアルバムを買うとき、出品しているお店にはいくつかの種類があります。

公式が認定していて、正規の特典トレカを扱うお店。そして、そうではない輸入代行のお店。後者にも、チャート集計の加盟店になっているところがあります

ここが分かりにくいところなのですが、加盟店であることと、付いてくる特典が公式であることは、別の話です。売上はきちんとチャートに反映されるけれど、おまけに付くトレカは公式のものではない、というケースがあります。

そういうお店が用意しているのが、いわゆる「当店オリジナル特典」です。ホログラム加工がされていたり、クリアカードだったり、両面がトレカになっていたり。中には公式のロゴらしきものが入っているものまであります。

だから「ロゴがあるから公式」とは言い切れません。

② 「当店オリジナル」と「オンライン特典付」

実は表記そのものが、いちばん分かりやすい手がかりだったりします。販売ページの文言を見比べてみてください。

公式特典の可能性が高い

「オンライン特典付」
「○○(店舗名)特典付」

その店舗に正規に配分された特典であることを示しています。あわせて、韓国の店舗が選べるようになっている販売ページは信頼度が高めです。

お店が独自に用意したもの

「当店特典」
「当店オリジナル特典」

お店が自前で作ったカードという意味です。悪意なく書かれている表記ですが、公式のトレカではありません。ここを読み違えないことが大切です。

もうひとつ、店舗ごとの特典トレカの概要が販売ページに載っているかも判断材料になります。「この店舗ではこの絵柄」と示せるのは、正規の配分を受けているからこそ、という面があります。

③ いちばん確実な手がかりは「絵柄」

ここがこの記事でいちばんお伝えしたいところです。

質感で見分けられなくなったいま、いちばん確実なのは「その絵柄は、どこから来たのか」を考えることです。

非公式のカードに使われている写真には、傾向があります。

つまり「そのアルバムのトレカとして、ありえない絵」が使われているんです。だから、追いかけている期間が長い方ほど、ひと目で気づけます。「あれ、この写真ってあのときの…?」という違和感が、いちばん強い判断材料になります。

逆に言えば、公式がどんなカードを出したかを知っていることが、そのまま自衛になるということです。集めているうちに自然と身につく力でもあります。

④ 裏面という手がかり

絵柄と並んで、裏面も大きな指針になります。表のデザインは真似しやすくても、裏面の細かな作りまでは再現されていないことがあるからです。

紙質や色味が明らかに違うという話も聞きます。ただ、ここはひとつ気をつけたいことがあります。

多少の色味の違いは、印刷の工程で避けられないものです。同じ公式カードでも、ロットによって微妙に色が変わることはあります。カードの縦横比も、測り方によって少しの差は出ます。わずかな違いだけで偽物と決めつけないでください。

大事なのは、ひとつの要素で判断しないことです。絵柄はどうか、裏面はどうか、どこで買ったものか。いくつかを重ねて考えるのが確実です。

⑤ 買う前に確認できること

手元に届く前に見ておけることを、まとめておきます。

とはいえ、すべてを疑いながら買うのは疲れてしまいます。私自身、安心できるお店をいくつか見つけてからは、そこで買うようにしています。信頼できる場所を持っておくのが、いちばん気楽な自衛かもしれません。

入手経路そのものについては トレカの入手経路の全体像 にまとめています。

⑥ このサイトでできること

choaliste には、裏面も1枚ずつ表面と紐づけて登録できるという特徴があります。裏面が載っている一覧はほとんどないので、比べたいときに使ってもらえたらと思っています。

ただ、この図鑑にも限界があります。まだ登録されていないカードはたくさんありますし、判断の最終的な責任は持てません。あくまで見比べるための 材料のひとつとして使ってください。

それから、ひとつお伝えしておきたいことがあります。この図鑑では、あえて高い画質での表示をしていません。掲載している画像がそのまま複製に使われることを防ぐためです。少し粗く見えるかもしれませんが、そういう理由だとご理解いただけたら嬉しいです。

掲載画像の無断転載・複製はお断りしています(利用規約)。今後も、投稿してくださった写真を守るための対策を続けていきます。

おわりに

好きな気持ちにつけこむような商品が出回っているのは、本当に悔しいことです。

でも、集めているうちに身につく知識が、いちばんの防具になります。「この写真、あのときのだ」と気づける目は、簡単には真似できません。

この図鑑が、その目を育てる手助けになれたら嬉しいです。

🃏 choaliste で裏面を見比べる

用語については トレカ用語辞典 をどうぞ。

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